行政書士交渉論
行政書士実務経験10年の雰囲気をマスターする
行政書士交渉の型(テンプレート)習得講座
背景
一箱8000円のりんごがあります。
1パック500円のりんごと
入っている量はそう違いません。
作る手間は価格と同じ10倍!
…かかっているわけありません。
でも、なんで10倍以上の価格で売れるのか?
10倍で売れる演出をしているからです。
そして、プラスティックのパックではなく
木の箱にいれて販売。
しかも、ギューギュー詰めではなく
綺麗に並べて入っています。
10倍以上の価格を払っていい
と思わせるように商品以外で
たくさんの工夫をしているわけです。
あなたが客単価をアップしたいなら…
社長であるあなた自身が
高いサービスを扱う社長らしい
見た目、風貌、雰囲気である必要があります。
特に小さな事務所の場合、
所長の色がそのまま会社の色になります。
あなたが高単価にふさわしい人物に
なりたければ…
「行政書士交渉の型(テンプレート)」について学んでください。
■対役所
・現在提出された資料と回答書からだと、詳細がよくわかりません。申請者本人から直接お話を伺いたいのですが、お電話番号とお電話をお掛けしてよい時間帯を教えて下さいと伝えられたら。
■対お客様
・即座に許可取得等のお客様が達成したい目的が実行できない場合
「これは許可が取れませんね。。」とは言わずどのように回答すればよいか。
・業務知識がなく、即座に許可取得判断が難しい場合
分かりませんとは言えない。どのように回答すればよいか。
・業務知識はあるが、複雑な案件で即座に許可取得判断が難しい場合
調べますとも言えない。どのように回答すればよいか。
・業務上のミスをして「お前実績何件あるんだ!」と言われて、実際の実績が1件しかない場合、どのように回答すればよいか。
・このままだと許可・認可が出るか不安なので議員に頼もうと思う。議員に頼むとすぐ役所はOKだしてくれると思う。なので料金を半分にしてもらえないか?
・連絡が遅いと言われたら
■その他
・交渉したら弁護士法違反と言われたらどのように回答すると良いか。
■事前宿題
NPO法人設立手続きを依頼され、その認可申請の際に、ある書面(以下論点書面といいます。)を出したことで手続きが難航しました。
その論点書面の改善案について、書類担当ではなく上司と電話でお話ししました。
具体的には、書類審査担当の上司①(以下役所上司①といいます。)と電話でやり取りを行い、
役所上司①は、
「論点書面の内容はこういった条項がだったら良いだろう。契約書について案ができましたら見ます。このことは直接の書類審査担当にもお伝えしておきます」
と電話でお話しして電話会議は終了となりました。
後日、役所上司①ではなく、上司②と書類審査担当官に、
新論点書面案を実際にお見せしたいので日程調整したいと電話連絡したところ
態度がかわり、「書面自体の存在が好ましくないため、取り下げをお願いいたします。過去の指摘内容に関する確認の会議は可能ですが、新書面案を見ることはありません。新論点書面案をみる会議をしてもご期待に沿えないと思います」
実際にこのあと、確認会議をする場合、あなたはどのように交渉しますでしょうか。
その他 前提事情は下記です。
上司① ← 上司➁の上司。役所の中では珍しく非常に友好的
上司➁ ← 仕事ができ、リスク発言をせず申請者に対しては基本的には敵対的
書類審査担当 ← 新任
行政書士事務所の電話はすべて自動録音されていて上司①がお話しした内容はすべて録音されております。(役所上司はこのことはご存じありません)