◎プロフィ―ル
名前:降谷さん
性別:男性
年齢:26歳
前職:アパレル店員(事務経験なし)
インターン開始年月日:2021年7月
外注から社員になる前提でインターンを提案され、法律業務により深く携わることができると思い、挑戦してみることに。
降谷さんは元々外注さんとして入られたのですけれど、実際に採用、社員として働かないか? という事の前提としてインターンを提案されたかと思うのですが、どんな経緯でインターンを提案されましたか?
もともと、外注、業務委託としてコラムの作成とかホームページ用の文章の作成、一問一答の作成などを行っておりました。外注として4,5ヵ月経った頃、所長からインターンを受けないかという事を提案して頂いた。という経緯でした。
そのインターン研修を受けて社員にならないか? と言われた時に、どのように感じられました?
素直に嬉しかったですね。頑張ってみようかなと思いました。
どのように嬉しかったのですか?
今まで行っていた、音声を聞いてのweb記事作成やコラム作成等を確認していただいた上でお声がけいただき、実際に社員として法律系の業務に深く携わる事が出来るという事で嬉しかったです。
他にも、外注として働く中で所内の雰囲気も分かっていましたので、ここで働いてみたいなと思いました。
なるほど。実際その時の社員になれたらいいな、と思った何かをあえて一つ挙げると、どういうものが挙げられますか?
法律業務により深く携わる事が出来る。という事ですかね。
あくまで法律本体の業務というよりも、web記事作成やコラム作成や書類提出など、書類作成のみをするというわけではないので、書類作成がスタッフになる事によって出来る。その前提としてインターンを受けるのが良いのではないかという事です。
インターン中は、実際の案件をもとに作成されたバーチャル案件を解きました。最初は難しく感じるも、解けるようになることが喜びに。
実際研修を始めてみて、どのような事をされましたか?
まずは、最初にバーチャル案件という、実際の案件を元に作成された仮想の案件の音声を聞いて、書類作成を行うという事をずっとやっておりました。
そこから実際の本当の手続きの書類作成などを行っていくという流れにでした。
バーチャル案件というのは、どういうものですか?
自分がインターン中に行ったのは、医療法人の設立というバーチャル案件でした。まずは医療法人設立の手続きについての概要やどのように書類を作成するのかなど説明されている音声を実際に聞いて、
その後に医療法人設立の書類を実際に作成して、書類作成が終わると解答を見て添削をする。という事を行いました。
実際、医療法人設立のバーチャル案件の書類は難しかったですか?
かなり自分にとっては難しく感じました。
医療法人設立のバーチャル案件のどの辺が大変でしたか?
医療法人設立の書類の中には会計の書類もありますが、会計の知識が自分は無かったので、非常に難しかったです。最初は言葉自体もチンプンカンプンとでしたので、色々自分で調べながらという感じでした。
実際、医療法人設立に必要な会計書類は研修を受けて解けるようになりましたか?
解けるようになりました。何回か添削を行って頂いて、分からないところはwebで調べたり、所長や役所に聞いたりなどを行って分かっていきました。
やはりその時は嬉しかったですか?
嬉しかったですね。出来なかった事が出来るようになったり、新しい知識が身に付くという事はすごく嬉しい事でした、自分にとっては。
法律の知識だけでなく会計の知識も学ぶために、外部で簿記の研修を受講。法律や会計の知識を生かし実際の案件にも携わりました。
会計に関することは凄く大変だったかと思うのですけれど、簿記の研修も行きましたか?
行きました。外部の簿記の検定の講座を受けに。その簿記の検定の講座では授業形式で聞いたりあとは問題演習を行いました。大体期間は2、3ヶ月くらいで、週に1、2回行っていました。
自分たちは法律系の職業なのですけれど、どうしても会計系の知識が無いと書類が作れないということもあって、外部の会計系の簿記セミナーとかそういったものを弊社がお金を払って実際に受講してみて頂いています。
結構、簿記セミナーのボリュームは多かったですか?
結構ボリュームは多かったです。その分ためになりましたが。
本当に盛沢山でお疲れ様です。
ありがとうございます。
実際、医療法人設立以外の研修ってどんなことがありましたか?
バーチャル案件では自分が行ったのは医療法人設立だけがメインだったのですけれど、実際の案件としましては、医療法人の解散手続きと、資産変更手続きと、役員変更手続きの3つの案件の手続きを行っていました。
実際、それは大変でしたか?
書類作成の他にも、顧客と連絡を取ったり、初めての役所との折衝などもありましたので非常に大変でしたね。最初の方は慣れなかったです。
一番大変だなと思ったのはどんな時ですか?
自分が法律の経験も、事務経験も特に無かったので、1つ1つが難しかったですけれど、そんな中で一気に何個か案件を持つというのが最初は難しかったですね。
同時に色々な案件を回すのは結構大変ですものね。
本当に最初は全然慣れなかったですね。
最終的にはお客様の案件に触れてみて、
メールを返す事の練習とかそういった事もインターン中に行う事も出来たと思うのですけれど、大変でしたか?
そうですね。最初は慣れるまで大変で、メールは一回一回上司にチェックして頂いて送るという感じでした。
全然分からない事だらけでした。
法律業務と別に行った広告業務が自分に合っていると気づき方向転換をすることに。Web広告と、Webのライティングを主に行いました。
その中で実際、法律関係の書類をど真ん中で作成をしたいという事で研修を経て社員になりたいというお話をされていたかと思いますが、
元々クリエイティブな仕事、アパレル系の仕事をされていたので、このインターン中に広告関係の業務を試しに実習としてやってみて、
最初はフェイスブック関係の研修を受けてみて貰ったということがあったかと思うのですけれどいかがでしたか?
非常に楽しかったです。やはりクリエイティブ的な事が自分は好きなのかなと思いました。
自分にとって非常にためになりましたし、例えばこういう事も出来るのではないか・こういう事もやってみようかなというアイデアもいっぱい湧いて来たので自分に合っているなと思いながらセミナーを受講していました。
実際その広告関連の実習を増やしてみていく。という話になったかと思うのですけれど、それ以外にどんなことをされましたか?
他には、ライティングやランディングページの制作のセミナーを受講した後に、
実際に求人文章などのライティングや、その文章を基にホームページの作成や更新を行いました。
他にもYouTubeの広告のセミナーを受講や、求人媒体の運用等も行いました。
Web広告と、Webのライティングを主に研修として受けられて、
Web広告としてはFacebook広告とかYouTube広告とかGoogle広告とか、そういったものを研修として学んで行って実際に運用し、その中で反応率を上げる為に、Webのライティングのセミナーを受けて実際ライティングをした。
ということですかね。
はい。
実際ライティングは、どんな風にライティングについて学びましたか?
ライティングのセミナーがありましたので、受講しながら、同時並行で模写という、良いライティングの広告を真似して、全く同じ文章をノートに手書きで自分で書いてみるという作業を行っておりました。
実際に模写をしてみてどうでしたか?
自分が書かないような文章、思いもつかなかった良いライティングの文章を実際に手書きで書く事によって、ライティングの技術が身に付いたと思います。
キャッチコピーは自分が想像するクリエイティブな仕事だというイメージがある中で、コピペという概念が分かったと思うのですけれど、その点はどのように感じましたか?
最初自分は良い文章も自分の中で作ることができると思っていましたが、いざ自分が書くとなったら全然書けなくて。それで他の人の文章を真似して、その文章を自分で考えて更に良くするという作業を行って、やっと初めて書けるようになったという感じでした。
合格イメージのライティングを自分の中で5つ、10個持って来るとそこから切り取って貼り付け、切り取って貼り付けが出来るようになるというイメージです。
良い文章を10個模写するという事で初めて武器が増えて行って、初めてクリエイティブな事が出来るというイメージですか?
そうですね。模写は非常にためになりましたね。
広告業務では、ライティングの他にgoogle広告の運用やyoutube広告のセミナーを受講。採用業務にも携わり、求人のコンサルの方との話し合いに同席することも。
Web広告については、Google広告とか実際に学んで貰ったかと思うのですけれど、学んでみてどのように感じました?
実際広告ってこういう風に回すのだ。というのが最初に感じた率直の感想ですね。そこからgoogle広告の担当の方からコンサルティングとかも実際に受けたりもしました。
そして実際に広告の文章を自分で作ってみると、実際に今まで学んできたライティングの技術も問われましたし、最初は難しかったですね。とても楽しかったですけど。押忍。
Google広告の担当は直接コンサルティングして頂いてそれに同席して貰いましたが、それもためになりましたか?
とてもためになりましたね。
その他、YouTube広告の研修も受けたかと思うのですが、どのような感じでしたか?
例えばGoogle広告とかは多少予想が出来た所もあったのですけれど、
YouTube広告の方は、そもそも自分があまりyoutubeを娯楽としてしか見ていなかったのもあり、自分にとって未知の領域だと思っていました。
youtube広告は言葉も大事ですし、更には動画も大事になってしまうので、難しいなと思いながら受講していましたが、
受講が終わった感想としては面白そうだ、やってみたいなと感じましたね。
その他実際に求人文章のライティングをされたかと思うのですけれど、いかがでしたか?
求人のライティングは、どうすれば読み手が読みやすいかとか、興味を持ってくれるかなど考えながら行ったので最初は難しかったです。
柏崎法務事務所がどういう求人を出しているかという事と、どういう目的で出しているかという事と、過去に出した求人原稿を見ることでゴールイメージが増えていって自分でも求人広告が出来るようになったという感じです。
時には求人のコンサルの方との話し合いに同席されたこともあると思いますがどうでしたか?
視点が広がりました。コンサルティングの方と話をした事によって、自分が気付いていない事務所の強みとかも分かりましたし、求人に募集してくる方が働く場所へ何を望んでいるのかも分かったので、すごく良かったと思います。
実際広告業務をされてみて、お客さんが増えたという実感は湧きましたか?
自分が作った求人に対して、応募をしてくる人がいると非常に嬉しかったですね。
インターンを受けられる方へ:インターンでは、まずは失敗を恐れず挑戦してみることをお勧めします。ご自身にあった業務を見つけ頑張ってみてください。
当初、法律業務をしたいという所から、クリエイティブな広告業務へ業務がインターン中に変わって行ったと思うのですけれど、どのように感じました?
最初インターンを始めた時は法律業務から業務を変え本当に広告業務を行うと思っていなかったです。そして、やはり自分はクリエイティブなことが好きなのだと気づきました。
インターン中に色々な事を体験でき、向いてる職種が見つかって良かったです。
インターンというのはあくまでも権利なので、その方が向いている職種を探すという側面もあると思います。
今では法律の仕事よりもそのWeb広告の仕事の方がしたい感じですか?
今はそうですね。広告業務の方が僕はしたいなと思いました。
今後インターンを受けて来る方へインターンの活用方法を降谷さんの方からお教え頂いても良いですか?
活用方法としましては、まずインターンをする時点で何かしら学びたいという事が有ると思うのですけれど、
自分はこれが出来ないとか、これはやりたくないとか思うよりも、
まずは一回自分で挑戦してみるという事が大事なのかなと思います。
インターンがある事で20代の早い段階で自分の適職が分かったという事は非常に良かったですか?
良かったです。自分の適職について実際に気づいたのは自分の人生にとって大きかったなと思います。
もし、このまま法律的な仕事をしていたらどのようになっていましたか?
もしこのまま法律的な仕事をしていれば、またそれは違った事が身についていたとは思いますが自分がどの業務が合っているかという点については気づかずじまいでしたね。
法律の研修の知識と広告の研修の知識と両方生きて、最大限力が発揮出来るようになったと自分は思うのですが、その点についてはいかがでしょうか?
広告業務だけ行っていたら法律の前提知識がなく、例えばライティングだと中身がない文章しか書けなかったと思いますし、実際に法律業務を行った事によって、広告業務で生きて来たという事はあると思います。
なので、法律業務と広告業務のどちらか片方というよりは、どちらもやったという事が自分にとっては大きかったです。
ありがとうございます。引き続きインターンを受けられる方にメッセージを一言お願いします。
まずは、自分がやってみたい事を挑戦して探してみて、自分にあった業務を見つけられればという風に思います。頑張ってみて下さい。
ありがとうございました。
ありがとうございます。